今やインターネットは、電気・ガス・水道と並ぶ重要インフラの一つとなりました。
しかし、
- 社宅や寮に住んでいてネットがない
- ネットは通っているが、通信速度が遅すぎる!
- 光回線を引きたいが、転勤が多くて工事したくない
- マンションの景観が崩れるから、光回線の工事ができなかった
- 配管があると思っていたらなくて、光回線が引けなかった!
という事態に陥ることもしばしば。
わたしも引っ越し先で光回線を引けなくて、エライ目に遭いましたorz
光回線工事を断念した理由と、光回線が引けなくて困った時の救世主「WiMAX」についてお話しします。
光回線が引けなかった!工事を断念した理由
引っ越す前に、元々使っていた光回線業者に「引っ越し先でもネットが使えるか?」を問い合わせたところ、「マンション自体に光回線がすでに引かれているので、使えると思われます」と回答されました。
しかし、光回線が本当に引けるかどうかは、光回線業者が部屋の中を確認するまでわかりません。
実際に、わが家のマンションはマンション自体に光回線を引いていて(電柱から引いてきていた)且つ、マンションの各階の分配器まで回線が行き渡っていましたが、
肝心の部屋内の構造に問題がある(光ケーブルを分配器から宅内のコンセントに入れるまでの配管がなかった)ことが発覚しました。
どうしても光回線を導入するなら、
- コンセントまでの間で接しているクロス全てを剥がして配管を新設する
- 光ケーブルが宅内に入ってくる部分のクロスだけ剥がしてコンセントまでの配線は剥き出しにする
- わが家の一室だけ外の電柱からエアコンのダクトを通じて直接ケーブルを引っ張ってくる
このいずれかの大規模工事が必要だと言われました。
しかし、工事を行うほど光回線じゃないと嫌!という訳でもない。
加えて、調査の段階ですでに1ヶ月近くが経ち、スマホのテザリングでは辛くなっていて早くネット回線を導入したかったので、他の方法を探すことにしました。
光回線が引けないならどうする?wimaxのホームルーターで解決しました!
WiMAXとは、無線通信技術の規格のひとつなのですが、日本では大手通信会社KDDIグループの一員であるUQコミュニケーションズ社の「UQ WiMAX」のルーターを指すことが多いです。
WiMAXは、簡単にいうと KDDI の電波回線を利用してルーターを介しインターネット通信の可能にするサービスで、工事不要・ケーブル不要、コンセントに指すだけで快適なインターネット生活が送れます。
他にも、光回線にも劣らないメリットが!
- ネットで申し込み完結
- 即モデム発送手配
- 早くて即日発送、だいたい1週間ほどで到着
- 設置も超簡単!
- 届いたその日にすぐ使える
- 光回線と遜色ないほど通信速度が速い(下りの最大速度は440Mbps)
- プロバイダによってはWiMAXの月額料金が、3,000円を切ることもあるほど安い
WiMAXはメリットも多く、光の代わりに固定回線として利用するには最適です!
WiMAXというと持ち運べるモバイルルーターのイメージが強いですが、最近では据え置き型のホームルーターが出ていて、速度も光回線並みに速くなっています。
WiMAXのホームルーターの速度に関する記事はこちら↓
WiMAXを提供しているプロバイダの中でも、月額料金が安いブロードWiMAXの料金詳細はこちら↓
固定回線の代わりならwimaxのホームルーターが最適
家の中のみ利用の場合は、モバイルルーターより据え置き型のホームルーター「Speed Wi-Fi HOME L01/L01s(現在は新機種が出ています)」が断然おすすめです。
ホームルーターL01は
- 通信接続の安定性が高い
- 電波の混雑にも、壁やドアなどの障害物にも強い
- 最大速度は440Mbps、実効速度でも 100Mbps近く出ることが確認済み
- 同時に利用できる接続端末台数も42台と多い(モバイルルーターの4倍)
- 2.4Ghzと5GHzの周波を同時にひろえる
- 自分でコンセントを挿して、IDとパスワードを入力すればすぐに使える
- ホームルーターだから充電いらず
- おしゃれ!
と、光代わりの固定回線にぴったりです。
wimax最新ルーターの比較やホームルーター(旧型)のレビューはこちら↓
一人暮らしの方は、持ち運びもできるモバイルルーターの方が、使い勝手が良いですよ!
結論!光回線やケーブルネットが引けない時は、WiMAXを使ってみてください。すぐネットが使えるようになりますから!
WiMAX(BroadWiMAX)の申し込み手順はこちらで解説しています↓
WiMAXは田舎でも使える?ホームルーターなら山間部でもつながる!
光回線が通せないほど家が古くてWiMAXを検討しているけど、WiMAXは山間部ほどの田舎でも使えるのかしら?
と、通信エリアについて心配なこともありますよね。
結論からいうと、山間部でもWiMAXの電波は届きました!
WiMAX(現在ではWiMAX2+)の通信エリア(山の多い九州を例に)は以下の通り↓
* 2018年7月時点のWiMAX2+サービスエリア(ピンクやむらさき色の部分)
ただし、通信速度は都心部と比べるとどうしても遅く、2階にルーターを置いておくと1階への電波は弱めです。
実際に、祖父の家(超がつくほど山の中)にWiMAXを導入したときに計測した速度↓
<15:00>
<18:00>
18:00台はちょっと心許ない結果となってしまいましたが、遅いながらもWebページは開けましたし、15:00のように 12.8Mbps もあれば動画も見れました。
動画を見るために必要な通信速度の目安は、以下です。
これがソフトバンクの無線ルーター(Pocket Wi-Fi や SoftBank Air)だったら、電波すら飛んでいません。WiMAXが KDDI の広範囲な電波を利用できるからこそ、田舎でもインターネットが使えるのです。
【失敗談】引っ越し後、光回線が引けなくて40日もの間ネットなしの状態に
先ほど理由のくだりで触れた、光回線工事の詳細です。
当初はわが家も光回線を導入しようとしていました。
しかし、いざ引っ越し先で開通工事の立会いをした際、
光ケーブルが通る配管が見つかりません。『配管レスキュー』を呼びますので、後日また調査に伺います。
と、引っ越し前の開通工事がダメになり、後日『配管レスキュー』が来ましたが、
どうも共用部からつながっている配管が途中で途切れているみたいで、このままでは光回線は利用できません。
電柱から部屋へ直接線を引いてくるか、壁紙を剥がして配管を新設し、コンセントのあるところまで露出配線するしかない。
という言われ、それでは工事費が大幅にかさむので、光回線の利用は断念しました。
その後、ケーブルネットを検討するも再び断念。結局WiMAXにしてインターネットができるようになったのは引っ越しして37日後でした。
最初に予約した、光回線の開通工事日から数えると40日後!!
かろうじて iPhone のテザリングで凌ぎましたが、インターネットが1ヶ月以上使えなかったのは辛かったですね。。。
もっと早くWiMAXを使えばよかったと心底後悔しています。
光回線工事の調査は無料ですが、時間も労力も消費しました。
- 知らない人を家に招かなければいけない
- しかも配管を探すために部屋の隅々まで見て回られる
- 下見や工事見積もりの日程を組むのも一苦労
- 中断の電話を光回線業者とプロバイダに連絡しなければならない
- 部屋の状態をマンションの管理人やリフォーム業者に聞く必要が出てくる
- 光回線業者との電話受付時間や通話料金との格闘
- インターネットやインフラについてある程度の知識がないと話しが分からない
- 下見にくるのが仲介業者なので、どうしてもたらい回しになる
- その間ずっとネットは使えない
- テザリングによるデータ通信料のリミットとのにらめっこ
それで結局、
「管理人さんの許可が降りなかった」
「工事費が予想外に高かった」
「壁紙を剥がすほどの大事になった」
等で、その期間と労力が無駄になることがあります。
光回線が導入できないと分かった時点で、ケーブルネットなどは検討せずに(ケーブルネットも下見が必要ですし、光回線で工事が必要な場合はケーブルネットでも同じことが多い)、さっさとWiMAXを契約した方が、圧倒的にスピーディですよ。
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